頭痛と肩こり
緊張型頭痛と偏頭痛
頭痛には大きく2つのタイプがあります。『緊張型頭痛』と『偏頭痛』です。

緊張型頭痛は首や肩まわりの筋肉が過剰に緊張した状態(凝った状態)になることで、筋肉の中の毛細血管が圧迫されて血流が悪くなります。血流が悪くなると筋肉に十分な酸素が供給されず、筋肉が酸欠状態になり、発痛物質が蓄積します。これが神経を刺激する事で頭痛が起こります。
      
      実は市販されている頭痛薬や鎮痛薬はこの発痛物質(プロスタグランジン)の生成を抑える事で痛みをやわらげています。
      
      偏頭痛は頭の中の血管がなんらかの原因で拡張(広がる)する事で起こる頭痛です。決して頭の片方に頭痛が起これば偏頭痛(片頭痛)という訳ではありません。
      
      緊張型頭痛は肩まわりの血管が収縮する。偏頭痛は頭の中の血管が拡張する。つまり対処方法は全く異なります。割合的には緊張型頭痛>偏頭痛ですが両方を併せ持った混合タイプの方もいらっしゃいます。
緊張型頭痛の特徴
 後頭部を中心に頭が締めつけられるような頭痛
後頭部を中心に頭が締めつけられるような頭痛
       首や肩こりが強く常に力が入っている
首や肩こりが強く常に力が入っている
       お風呂に入るなど温めると楽になる
お風呂に入るなど温めると楽になる
       頭を動かしても症状が強くはならない
頭を動かしても症状が強くはならない
       仕事を休まなければならない程ではない
仕事を休まなければならない程ではない
緊張型頭痛の原因
●長時間のパソコンやスマートフォンの操作
      ●寝不足や眼精疲労
      ●前かがみでの作業
      ●不良姿勢やストレートネック
      ●合わない枕で寝てしまっている
頭は意外と重いんです!
実は頭だけでも4~5kgの重みがあります。その頭を支える為に首や肩の筋肉には絶えずストレスがかかり続けています。ボーリングの10ポンドのボールをずっと持ち続けているのと同じなのです。
      
      女性の場合は首や肩の筋肉が弱いため、すぐに筋肉が疲労してしまい肩こりが起こりやすいと考えられています。そこに姿勢の悪さが加わると余計に肩の筋肉に負担がかかります。
      
      そして肩こりを放置しておくと徐々に発痛・疲労物質が蓄積して頭痛の原因になるのです。
対処方法と西院かんな整骨院での取り組み
●肩まわりの筋肉をマッサージで軟らかくする
      ●ストレッチで筋肉の柔軟性をUPさせる
      ●肩甲骨の動きを改善させ猫背を矯正
      ●正しい姿勢を獲得する(背骨・骨盤矯正)
      
      首や肩まわりの筋肉の緊張を取り除く事で、血流が改善し、筋肉に十分な酸素が供給されます。すると発痛・疲労物質が作られなくなり、頭痛が改善します。
      
      ※頭痛には緊張型頭痛や偏頭痛以外にも脳や血管や腫瘍などが原因となる頭痛も存在します。
      
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      京都市|中京区|右京区|下京区から多数の患者様がご紹介や口コミで来院されています。

